2014年11月22日
KSC KING COBRA 〜完成〜
どうも、コゴロウです
前回に引き続きKCですが、なんのヒネリもなく完成編です
前回に引き続きKCですが、なんのヒネリもなく完成編です
今作は10年前のものをリブルーした訳ですがKCに限れば
単にブルーイング(塗りか浸けの区別なく)と考えると5〜6回くらいやってると思います
「5〜6梃」ではなく「5〜6回」です
どういう事かというと、実は1挺ダメにしてるんですが
ダメと判った時点でとことんテスト用にやり倒しました
そこをカウントしているので「5〜6回」なんですね
じゃぁ、なぜそうなったのか?ですけど個人的感想ですが
KCって他社のHWより硬いというかパサパサしてるというか、そんな感じがするんですよね
インジェクションの成形条件なのか何なのか?大本の原料は他社と同じか同等らしいんですけどね
他社製品、ここの所タナカ製を多く染めてますが
亜鉛成分の延び方というか、亜鉛皮膜ができてくる「おぉ、キタ キタ」と感じる
タイミングがちょっと違うかなと思うんですよねぇ
「塗り」でも「浸け」でも研磨が大事なのは言うまでもないですが
下地研磨の段階で亜鉛皮膜をしっかりつくっておかないと、ブルー液で侵され、コンパウンド掛けの
段階でさらに削られ、アッという間に地肌が出て…モチベーション急降下、疲れがドッと湧いてきて……
生意気な言い方ですけども杓子定規にやるのではなく、肌の状態を見ながら磨いていくって事なのかなと
一連のKCをやって思いましたですよ。はい。
↑シリンダーとサイドプレート廻りはリブルー前よりよくなったですかね??
この個体はランパンコルトの後ろ辺りに強い湯ジワがありました
深追いしても消えそうになかったのでこの程度で妥協しました うーん残念!
今回は馬マークとVPマークをいつもの通りレーザーで再刻印、シリンダースタッドはスチールで別パーツ化です
そしてこちらもピンの別パーツ化
同じくスチールで。少し染めが浅かったですかね?
そうそう、トリガーガード付根のSPG刻印は削り取りましたよ
ハンマー、トリガーは先の潰した1挺の未使用ものをマットブラック塗装で。
細かい所ではトリガーの上前方のラインを修正して、ハンマーはバリが残っている実銃画像がけっこうあったので
完全に取らない方が雰囲気かと思って適当な所で留めました
SPEED製のあぶ刑事ホルスターと
まぁまぁ、手前味噌ですが10年前よりは見れるようになったですかね?
という訳で積年のリブルー、私的リベンジのキングコブラの巻でした!
前回は刻印リカバリー、今回はリブルーと、何でも補修して完璧に仕上げてしまうのはお見事!としか言い様が無いです♪
素晴らしい~これぞコルト キングコブラ!
表面がしっかりと平面化していないと、光のあたった箇所が、少しながらも波打つようになります。
エッジの切れ、肌の細かさ、面取の正確さ、3拍子そろったブルーイングです。
あっぱれ!
色合いもコブラの黒っぽさにマッチでしています。
お見事!
ありがとうございます!
いやいや、完璧にはまだまだほど遠いんですよ
本心ではもっとホームランを連発したいんですが、なかなか…精進せねばですね!
sirokuma様
アルミブラックで染めた正真正銘の天然ものです(笑)
時たま思うんですが金属ハンドガンが黒くてもOKなら、もっと素敵なのできるのになって耽ることがあります
アメカジ67様
そうですね、確かに光の走り方ってありますよね
研磨中は撮影時のことは考えてないんですけど、ピシッと成形させようと心がけてはいます
確かに消失した方がスッキリしますね、溶かして埋めても、私の場合は跡が残りそうですし、かと言って刻印消失レベルまで全面均一化も難しそうで、悩ましいですね。
しかし、綺麗にブルーイング出来ており、良いキングコブラになりましたねー、コレじゃパイソンの立場が無さそうです(笑)。
真面目にといいますか、均一に面レベルを落とすのは労力が必要ですから平らに「見える様に」しています
うさまる様
恐縮です! シリンダーは何度やってもイヤな部位のひとつです
>また直に見せて下さい
ビール!ビール!
しかし、肌は繊細。
ラインはキュート。
素晴らしかったです。
またフカヒレたべましょう。
ビール飲みましょう。
カスタードクリーム食いましょう!
ツボを押さえた整形センスと技術、金属感溢れる美肌。鳥肌が立つほど凄かったです。ここまで来ると、もはや「極」と言いたい。
>圧力ですね、あれは。
はははっ、そうなんですか!?
フカヒレごちそうさまでした!
よしまる様
こちらこそありがとうございました
極は極でも「極悪」と言われない様にがんばりますww